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アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、強いかゆみと特徴的な湿疹(しっしん)がみられ、また体の左右の同じような箇所に湿疹が現れることが特徴です。
特に目や口、耳の周り、首、手足の関節部分などに多くみられます。

改善したり悪化したりを繰り返す特徴を持ち、年齢的には、乳幼児・幼小児期に最も多いですが、成人でも現れることがあります。

アトピー性皮膚炎の症状

  • 1
    皮膚の赤い湿疹(ブツブツした細かいもの)
  • 2
    強いかゆみ
  • 3
    苔癬化(たいせんか・・・魚の鱗のようなザラザラとした硬い皮膚になる症状)

アトピー性皮膚炎の原因としては、家族が以前に喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、アトピー性皮膚炎にかかったことがある等の遺伝的要素が原因となることが多いです。
また、アレルギー反応を引き起こす「
IE抗体」ができやすい体質であることも一因と考えられます。

IgE抗体とは

IgE抗体とは、免疫グロブリンの一種で、ぜんそくや花粉症などのアレルギー反応を起こす抗原(アレルゲン)と体内で出会うことで、ヒスタミンという物質を放出し、そのヒスタミンがアレルギー反応を引き起こす原因となるものです。

札幌市白石区の北燈会白石皮膚科クリニックでは、治療の大前提である、「原因・悪化因子の検査と対策」に力を入れております。今の症状の解明を早急に正確に行うことで、重症化を防ぎ、できるだけ体に負担が少ない状態で治療を継続していただける体制を目指しております。

子どものアトピー性皮膚炎

  • 乳児期(2歳未満)

    頭や顔から湿疹がみられ、次第に体や手足へ順にあらわれる傾向があります。
    また母乳について、母乳自体が原因となっていると思われていますが、実際は「食物アレルギー」が関係しているとされます。鶏卵や小麦、牛乳アレルギーを持っている赤ちゃんが、それらを食べたあとのお母さんの母乳を飲むことで、皮膚に症状が出てアトピー性皮膚炎が悪化するケースがあります。

    また、赤ちゃんは肌のバリア機能が弱いため外部からの刺激にとても敏感です。少しのよだれで肌が荒れたり、アレルギー反応を起こしたりしますので、異常を感じた際はすぐに皮膚科を受診してください。

     
  • 幼児期~学童期(2歳~12歳前まで)

    首や手足の関節(ひじやひざの裏)発疹ができやすい傾向があります。かゆくて繰り返しかいてしまうため、皮膚が硬くなります。

    顔周りの発疹は減少しますが、ひどい時は体中に発生し、衣類とこすれてかゆみが増すことや繰り返しかいてしまうため、より重症化してしまうことがあります。

    乾燥による皮膚のバリア機能の異常により、皮膚の角質の水分や油分が減少し炎症を引き起こします。乾燥しないように保湿剤を塗り、皮膚のバリア機能を強化する必要があります。
     
  • 思春期(18歳前後)

    上半身(頭、顔、首や胸、背中)に発疹が強い傾向があります。アトピー性皮膚炎は、環境やストレスの多い生活変化などの原因により、思春期以降に悪化するタイプが増加傾向にあります。

    稀に眼の合併症を引き起こすことがあり、中には白内障や網膜剥離など、重い視力障害に繋がる場合もあります。

アトピー性皮膚炎の当院での治療

治療の基本は、皮膚のバリア機能を補う治療(保湿)と、炎症を抑える治療(抗炎症療法)です。また以前は症状が現れたら、薬や保湿剤などを使用する「リアクティブ療法」が主流でしたが、現在は症状が治まっても、回数や間隔をあけながら継続的に薬を使用し、再発を防ぐ「プロアクティブ療法」が主流になっています。


「症状が治まったから通院しなくていい」と自己判断をせずに、定期的な来院をしていただくことを、北燈会白石皮膚科クリニックでは推奨しています。

アトピー性皮膚炎の治療法

  • 1
    薬物療法

ステロイドやタクロリムス軟膏などの外用薬をはじめ、抗ヒスタミン剤・シクロスポリンといった内服薬を患者さん一人一人の症状や体調に合わせて処方しております。

近年デュピクセント等様々な薬が開発されており、新しい薬を使ったことで長く症状に悩んでいた患者さんの症状が良くるケースがあります。札幌市白石区にお住まいの方でアトピー性皮膚炎にお悩みのご本人様またはご家族様は、お気軽にご相談いただければと思います。

 

  • 2
    スキンケア(保湿)

アトピー性皮膚炎の一番の苦しさは、かゆみのある湿疹です。

アトピー性皮膚炎の患者さんの肌はバリア機能が低下してしまい、乾燥しやすいことが特徴のため、炎症とかゆみが起こりやすい状態になっています。

そのため、この肌のバリア機能を正常な状態に近づけるために、「肌を清潔に保つ洗浄」と「皮膚の潤いを保つための保湿」の2つを正しく行うことが大切です。

 

  • 3
    デュピクセント®

デュピクセントは、これまで治療に苦労していた重症アトピー性皮膚炎患者さんに大変効果のある革新的な注射薬です。

アトピー性皮膚炎の特徴である「炎症」「かゆみ」「肌のバリア機能低下」の3つの全てに対して効果が期待ができます。

また、毎回来院して注射をする方法と、ご自分で簡単に注射できるペン型の注射器を使用する方法もありますので、時間的制約も軽減できます。

 

※自己注射をするまでに、院内指導など各種条件はございますので、希望の方はご来院時にご説明いたします。

※デュピクセント®等の生物学的製剤は医療費が高額ですが、ひと月にかかった医療費が自己負担限度額を超えた場合、超えた金額分が後で払い戻される「高額療養費制度」があります。

アトピー性皮膚炎は慢性疾患であり、根治はなかなか難しいのが現状です。
しかし症状を軽くし、コントロールして抑えていくことは可能です。

日常生活を快適に過ごせるように、薬を使いながら上手く病気と付き合っていけるように、北燈会白石皮膚科クリニックでは一人一人の患者さんに寄り添って治療計画を立てていくことを目指します。

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